「Swiss Books and printed matter」展覧会レポート

9月15日から9月 23日(日) までプリントギャラリーで、スイスのグラフックデザイナー、ジル・ガビエがセレクトするスイスの書籍や印刷物の展示販売するポップアップストア・展覧会「Swiss Books and printed matter – Selected by Gilles Gavillet」が開催されている。

会場では、ジル・ガビエがデザインしたポスターや書籍などのほか、彼がセレクトした印刷物が展示・販売されている。なかでも注目は、ほかではほとんど見ることができないスイスの美術館ポスター。スイスのヴェヴェイにある版画コレクションで著名な美術館「Musée Jenisch Vevey」や、ジュネーヴの美術館「MAMCO GENEVE」の大型ポスター。シルクスクリーン印刷のポスターはインクのノリ具合や微妙な色など現物を見ないとわからないことも多い。

また彼が審査員長を務める「スイスで最も美しい本」の受賞作品のアートブックやローザンヌ州⽴美術⼤学(ECAL)ECALの学校案内や書籍など貴重な書籍も展示・販売されている。

9月15日にはECALの卒業生で、ジル・ガビエと一緒に仕事をしたこともある、スイスのグラフィックデザイナー、チビン・トリューを迎え、プリントギャラリー 主催者、阿部宏史、蜂賀亨の3人によるトークイベントも開催され、会場で展示販売されているポスターや書籍の解説、スイスの現在のグラフィックデザイン状況、タイポグラフィについてなど貴重な話を聞くことができた。

トークイベントで書籍を手にして解説をするチビン・トリュー  photo by kai tamak
photo by kai tamak

スイスならではの、⼤いなるデザインの遺産を受け継ぎつつ、新たな⽅法論を模索する、現在進⾏形のスイスグラフィクデザインの動向が展示作品から読み解くことができるに違いない。

展示作品は一部を除いて、販売されているので、興味のある人はぜひ会場で現物を見て、購入してみてはどうだろうか。

ジル・ガビエ
ジュネーブを拠点にグラフィックデザイナーとして国際的に活躍するジル・ガビエ。デザインスタジオGavillet & Cie のほか、タイプファウンドリーOptimoを運営する。そのガビエ⽒が中⼼となりセレクトされた、最近のスイスの グラフィックデザインを特徴づける書籍・冊⼦などのほか、ローザンヌ州⽴美術⼤学(ECAL)の発⾏物も販売予定のポップアップストア形式の展覧会。⼤いなるデザインの遺産を受け継ぎつつ、新たな⽅法論を模索する、現在進⾏形のスイスのグラフィクデザインの動向に着⽬したい。
 
 
「Swiss Books and printed matter – Selected by Gilles Gavillet」

販売展示:2019年9月14日(土) から 23日(日)   [土日月(祝)のみの開催]入場:無料
時間:土日祝 13:30から20:00      
休み 火水木金
会場:プリントギャラリー   東京都港区白金1-8-6 1F

 
関連サイト:
https://www.printgallerytokyo.com/ex-swiss-books.html
https://www.gavillet-cie.com/

後援:
スイス大使館
スイスへのとびら/Doors to Switzerland – Japan 2020
 

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